食の常識

回数的に言えば、三食食べましょう。

それに朝ごはんは抜いてはいけない。

夜は少なめがよし。腹八分目にしましょう。

 

炭水化物は控えめに。できれば夜は摂らない。

野菜を中心に、タンパク質、脂質は身体が必要としていますから、しっかり採りましょう。

 

食べる順番は、食物繊維から。

糖質は最後に食べましょう。

 

世の中の常識ってこんな感じかな〜

炭水化物ダイエットというのは当然とされてますよね、わたしも一時期試して、痩せたような気がします。

 

こういった常識が効果をもたらすかどうかは、体質によるところもあるのだと思う。

例えばタンパク質。

 

わたしが炭水化物ダイエットをしていたときは、タンパク質の量を増やしました。

そしてまた週5でジム通いをしていた。

 

でも、元々が運動嫌い。

だから週5のジム通いが続いたのは半年くらい。

その後は、炭水化物を控えても痩せなかった覚えがある。

つまりあのとき痩せたのは、運動したからなんだろうな〜と思う。

 

今は冷えとりをしていて、

食べる量が大きく減った気はしないものの、

タンパク質はずいぶんと食べなくなりました。

子供のころから、食卓に上がるのはほぼ鶏肉だったし、

今もあまり牛肉を食べたいとは思わない。

 

それに脂。

脂身が多いのは肉でも魚でも苦手で、

揚げ物はもちろん、カレーなんかも食後は胃もたれします。

インドカレーやタイカレーは平気だし、自分で作る日本カレーは大好きだけど、

ラードを使ったカレーは苦手。

 

その代わり、炭水化物は好きなように食べていて、

この食生活で、少しずつ体重は減っているみたいです。

 

思えば、明治より前の日本の食生活って玄米が中心で、

肉はもちろん、魚を食べる機会もたぶんなかった。

コメと汁、それに漬物。たぶんそんな生活。

 

食べる順番にこだわっていたとも思えないし、

貧乏で食べられない家庭というものももちろんあったでしょうけど、

肥満が少なかったのは、適量を知っていたからなのか、身体を動かす機会が多かったからなのか。

 

野菜中心に異論は全くないけれど、生野菜は苦手です。

ランチなんかについてくる小さなサラダは、あんなもん野菜じゃないよと思う(笑)

サラダってドレッシングの味しかしないなと。

 

一時期スムージーが流行ったときは流行に乗ってブレンダーを買ったりもしたけれど、

身体が冷えてしまって、1か月でやめました。

 

冷えとりをしていて、もう1つ気になるようになったのは食間です。

 

身体が飢餓状態になると太ると言われていて、

食事は三食採りましょうと言うけれど、

ロクに身体を動かさない現代生活で、一食抜いたくらいで飢餓状態になるかなぁ?と思う。

 

むしろ、空腹感というか、胃腸の中身が整理されて片付けられるには、

わたしは、12時間はかかるような気がしていて、

だから、朝ごはんは摂らずに、お昼は軽め、

夜はお酒と一緒にゆっくり採り、早めに終える。

というのが一番心身ともにストレスが溜まらない気がする。

 

そう。どんな食生活だとしても、一時的なものには意味がないんだと思う。

日常的に続けられることが大事だから、我慢することには意味がない。

 

好みも体質もみんなバラバラなんだから、

身体に合う食生活もきっとみんな違う。

でも、これが正解!というものが作り上げられて、それに追従することが褒め称えられる。

 

食生活だけでも常識と折り合うことがむつかしい。