布ナプキン

3度、経験しました。布ナプキン

 

1回目はとりあえず試してみた。の程。

モレるねぇ。そして臭い!ことに驚き、

というかニオう(ll゚д゚ll)ことに驚いた。 

この臭いはナニモノなんだ…

 

でも着けた印象はあったかくて、ほっこりしたのも事実。

これまでは冷えてたのね、という認識を改める。

 

2回目。またもモレたけれど、想定内。

そしてはたまたにおいがほとんどなかった…

 

1回目のあれはなんだったんだ!

という衝撃もあることながら、

こんな観察したことなかったなと改めて認識。

 

使用済み生理用品を入れるゴミ箱は、「汚物入れ」と称されて、

誰しも、他人はもちろん自分のものでさえ、確認することはありません。

 

でも布ナプは洗わなくちゃならない。

だから、色やら量やら匂いやら、嫌でも確認することになる。

 

洗うときは、最初に水で流します。

ざざーっと流してから、セスキを溶いた水に小一時間ほど浸けておく。

それからまた何度か流し、今度は濃い目にセスキを溶いた水に3〜4時間浸けておく。

 

これで色が落ちれば、洗濯機で洗って終了。

色が残るときは、あと1〜2回、浸け置きします。

 

なので、嫌でも観察することになる。

今回は落ちにくい。範囲が広い。色が黒い。とか、

あれ、すぐ落ちた。とか。

 

気のせいかもしれないけど、回数を重ねるごとに汚れは減っている気がする。

ツワモノは完全にコントロールできるそうで、ナプキンを必要としないらしいけど、

まぁそれは無理としても、少しずつ、トイレで出せる量が増えて、

ナプキンへの排出は減っているような、いないような。

 

生理は嫌なことと言う女性は多いし、確かに面倒ではあるとは思う。

でも不要なものを出し切る爽快感は、断捨離にも似ていて、

終わった時のスッキリサッパリ感は悪くないとも思う。

 

何より紙から布に変えて、不快感がなくなった。

布は慣れると着けてるのを忘れちゃうんだよね。

ホカホカとあったかくて、それだけ。

紙はゴワゴワしたり、ヒリヒリするものもあったり、ずれると痛かった。

 

と言うわけで、友だちや妹に勧めてみるものの、共感は得られず…

 

食生活を見直したり、冷えとりを始めたり、布ナプだったり、

自分にとってよかったな〜と思うことも、なかなか共感は得られません。

 

そっか、仕事を辞めることも。

 

常識という名の宗教はこんなにも強いものなのかと驚くし、

周囲の反応にこれまた反応する自分が、世間に依存していたことに気付いて、また驚く。

 

他人がどう思うかなんて関係ないと思ってたけど、違ったんだ。

世間の目を意識して、わたしも生きてきたんだ。

 

そしてそうだとしても、やっぱりいいものはいいし、

新しく知ったちゃんとしたものを手放して、

これまでと同じまがいものの暮らしに戻ることは考えられないから、

だから、世間に依存している自分を受け入れた上で、

さて、どうしようと考えて行くことが必要なんだろうと思う。

 

うんうん。多数決は正義ではないのだ。

だって布ナプはあったかいもの。