服に対するこだわりは、性別の割に少ない方だと思う。

 

凪みたいな服を着ないのは、体型に自信がないからだし、

頓着のないハタチ前後までは、ほぼTシャツにGパン。

仕事を始めてスカート&化粧になってからはひたすら痩せて見える服。

 

冷えとりを始めて、服の素材を気にするようになってからは、

見た目よりも着心地にとにかくこだわって、

そしてまた目立つ色は好きでないので、

今のわたしの服といえば、

 

色・白または黒。たまに紺。まれにカーキ。

形・体の線が出ないもの。

素材・天然素材100%

 

なんでそんなことを考えているかといえば、

衣替えをしているからなのです。

 

ミニマリストを気取る気は全然ないけれど、

服が多過ぎる…と思う。

クローゼットは一箇所しかないし、ハンガーも収納場所も増やす気はない。

でも季節の変わり目には服が欲しくなって、数枚買ってしまう。

そして新しい服しか着ない。というか気に入っているものしか着ない。

 

なのに、クローゼットにぎっしり服がある。

わたしの理想は、スーツケース1つに収まる程度だ。

というか、その程度にしか着てないのだ。

 

よし、捨てよう!断捨離だ!

 

なのに、捨てることに対する罪悪感て、何なんだろう。

ポリエステルやレーヨンの服は何も考えられずに捨てられるんだけど、

昔買った、たまたま天然素材の服が捨てられない。

もう着ないのに。

 

 

 

ここから数時間後。

 

 

 

書いているうちに、何だかばかばかしくなって、すっかりゴミ袋に詰めました。

買ったら捨てる!嫌なら買うな!この精神でいかなくては。

 

それと、服にこだわりはないけれど、ときめく服はある。

流行も、体型も、好みもどんどん移り変わっていくし、

マメではない上にすぐ洗濯するわたしの服は傷みも激しい。

 

2年も着倒せば充分ですよね。

プチプラしか買わないわけだし。

 

だからここ数年着ていないワンピースも、

ブランドものだけどすっかり黄ばんでしまったジャケットも、

お気に入りだったけど穴が開いたTシャツも、

そんなに何度も着ていないトレンチも、

そのほかあれやこれやぜーんぶお別れ。

今までありがとうの気持ちを込めて。

 

でもまだ服はたくさんある。

特に、使い勝手はよかったけれど、あまりときめかない服。

 

秋が来て、冬になって、また色々ほしくなるでしょう。

お別れしていこう。