養生園3日目 身体の声

やっぱり朝は早くから起きてしまったんだけど、

前日と違って身体がとにかくだるい。

これが低血糖というものなんだろうな、たぶん。

 

ハーブ入りの甘酒をいただいて、ヨガへ。

シャバアサナにつぐシャバアサナのヨガだったのに、

最後のポーズではふらふらして立てなかった。

 

それでも久しぶりにするヨガは気持ちよくて、

いっときはライフワークだったのに、なんでやめてしまったんだっけ…とぼんやり考える。

身体は驚くほどに硬くなっていたし、あちこち余計なものが邪魔するようになっていて、

こんな身体じゃなかったよなぁ…とぼんやり思う。

 

朝食にはクリアスープをいただき、

山道を里へと下って行く。崖を滑り降りるような道で、

案内してくださったのは参加者の方だったんだけれど、

これまた年配の人なんだよね。すごいバイタリティーだ。

 

今日のスムージーはにんじん、りんご、梅酢、ミニトマト

山道の汗を流そうとお風呂に入るも、身体はすぐほかほかに。

森林浴しようとテラスに出てみる。

とにかく身体がだるくて、ぼんやりと眠たい。

 

夕食はフードメディテーションでした。

一箸一箸、箸を置くことと、言葉を交わさないよう注意を受け、

薄暗い室内でいただく一汁一菜のお食事。

 

まず一口目のお汁の美味しさに感動して、

具材を一口ずつ噛みしめる。

よく噛んでくださいと言われるまでもなく、

2日ぶりの固形物は違和感満載で(笑)

噛んでも噛んでもなくならない。

 

何もかけない炊いただけの発芽玄米の甘さに驚いて、

お豆腐の甘さを初めて感じ、染み込んだ出汁を楽しんだ。

ごぼうはかたくて食べるのが大変で、

ゴーヤや豆腐のお漬物は本当においしかった。

 

どれも本当においしいのに、食べてるうちに疲れてしまって、

なんだか面倒で途中でやめようかとも考えたらもし、

なんだか開眼するお食事でございました。

 

食事を終えて、みんなで焚き火を囲み、わいわいとおしゃべり。

スタッフの方が建物の灯りを消してくれて、

星を眺める。夜空に生い茂る森と、隙間にきらめく星。

 

りんごの葛湯をいただいて、毛布にくるまり、

スタッフの方の養生園との出会いを聞いたり、

ぼんやりと星を眺めて、改めて踊る炎を見つめる。

 

満月が見えますよ〜!と1人が叫び、

みんなで月が見える位置へ移動。

そう。今回は満月デトックスだったのでした。

 

まあるい月。力強くゆらめく焚き火。虫たちの大合唱。