古巣

昨日から、古巣への出向が始まりました。

 

古巣と言っても所属部署は知らない人ばかり。

若い人だらけの中にぽつんと放り込まれ&放置な感じは、

見事なまでに数ヶ月前と丸かぶり。

まぁ、いいんだけどね〜適当にやるっすよ。

 

初日に放置されるとほんとヒマです。

全くの新しい会社ならば、文字通り右も左も分からなくて、席でじっとしてるしかないけど、

そこは古巣なので、建物の構造は知り尽くしており。

 

大きなビルディングのあちこちに散らばった昔の知り合いに、挨拶周りに出かけました。

 

正直なところ、挨拶周りがどの程度必要なのか全然分からなかったけど、

結論として、行ってみてよかった。

 

昔の知り合いは驚くほど喜んでくれました。

 

わたし自身のためによかったと言ってくれる人もいれば、

仕事でいろいろ頼みたいことがあると喜んでくれる人もいて、

どちらも嬉しかった。

 

以前は冷たい人たちだと思っていたし、

なんだかみんなよそよそしいとも思っていたんですね。

だけど打って変わったあのリアクションは、

もちろんわたしの立場が変わったというところもあるんだろうけど。

 

朝、久しぶりの駅に降り立ち、数え切れないほど通った改札を抜けて。

景色はなんだか少し違って見えた。

 

地下鉄の駅は堅くて冷たくて、大きなビルは威圧的で、

そんな風に思っていたけれど、

昨日は風が少し流れた気がしました。

 

感じ方が違うのは心根が変わったということ。

暑い夏に1人になる時間をたっぷりもらって、

秋には新しい知識をこれでもかと吸収して、

冬には新しい人間関係で楽しく過ごさせてもらって。

 

わたしはどうやら少し変わったようです。

 

新しい上司は………

とりあえず表面的に柔らかい人で。

でもまだまだこれからかな。

 

とりあえず、仕事は無駄にやりたくないことは確か。

そしてまた、何かを残さねばならん。とも確か。

あそこからまた離れるとき、どれだけ持ち帰ることができるかしら。

 

さて。がんばりますかね。