ひとと出逢う

まだ2日目の田舎暮らし旅。

いろんなひとと出会い、しゃべりまくっております。

 

2日目にして、車に乗せていただいた方、5人。

プラスお話しした方、一人。

 

仕事ではほとんど人と話すことはなく、

誰とも言葉を交わすこともないままに帰宅する日も珍しくありませんでした。

それが丸一日話倒して1日を過ごす…!

それも知り合ったばかりの他人様と。

こんなことわたしの人生ではなかったんではあるまいか。

 

もちろん、みなさん行きずりの人たちではなく、

わたしが移住を前提としているからこそのご親切だったり、興味関心なわけで、

それだけ地方は人を求めているんだなぁと実感します。

 

そしてまた、東京の人たちは表情ないなとか、思ったりもする。

東京の人は笑わないもの。みんな5分単位で時間を惜しむ。

長野の人たちも忙しいのだとは思うけれど、そんな感じは受けない。

でももしかしたら、勤め人ではないからかもしれない。

 

起業されている女性2人ともお会いしました。

勤め人の方々の方が押しが強い(強気?)だけれど、

余裕とゆとりがあるのはやっぱり個人事業主

 

がしかし。

 

わたしはまだまだ甘っちょろいなと考えさせられることも事実。

鼻息だけ荒くてな〜…実力も覚悟も伴ってない。

地方人と話せば話すほど実感する、自分の中の東京エゴ。

 

東京の方が収入がいいのは事実。

つまり動かすお金が多いことになるわけだけれど、

お金を動かすと強気になる、人の心理ってなんなのでしょうね。

 

笑顔で話をする今のわたしは一円も稼いでおらず、

追い詰められることもなく、誰かの後始末をすることもなく、

ノルマもなく、訳のわからない言いがかりも受けず、

心穏やかで、綺麗な自然に癒されて、

全くもって東京ってのは何なのかとしみじみ思います。

 

でもそれと同じ強さで、実感します。

わたしは東京の人間なのだと。

変わろうとするなんて無駄な努力なのだと、囁く誰かがいます。

 

なにが潜在意識で、なにが深層意識なのか。

変わろうとすることってムダなのかしら?

 

退職時にいろんな人に挨拶して、それぞれから感じた戸惑い。

これこそがそういう意味だったのであろうと。

彼らと同じ意見を持つ人間もまたわたしの中にいるのであろうと。

 

とはいえ。つまり。だからして。

 

明日はまた別の街。

まだまだ旅は続きまーす。