自己嫌悪

職場でお説教を受けている夢を見た。

訳の分からん若い男の子(DAIGOによく似ていた)と意見が合わずに言い争いになってしまって、

上司にお説教される夢。

また人とうまくやれないのかと。

 

人とのコミュニケーションが得意ではない。

それは確か。

 

でも仕事から離れて思うのは、

仕事に対する正義感が何やらあって、そこに反することが起きたとき、どうにも意見を下げることができない。

というか、下げる理由が見つからない。

なぜ?どうして?と、思ってしまう。

 

忖度ができないってことよねぇ…と、そこで自己嫌悪。

 

仕事をしてたとき、毎日がつまらなくて、

つまらない毎日を送る自分に自己嫌悪していた。

 

今は、ヨガしたり、半身浴したり、塩浴したり、料理したり。

北向きの寝室は角部屋だから、窓から風がよく通る。

ベッドに寝転がると、風にはためくレースのカーテンの隙間から青い空が見えて、

リネンのシーツも心地よくて、そこで本を読むのが最近のお気に入り。

気付くと、汗をかきながら猫と川の字でうとうとしていて、

これこそが夏だなぁと、青空を見上げる。

 

そんな毎日を送っていると、こんなに好きなことばかりしていていいのか?と。

世の中の人は毎日働いてるのに、

同年代ならば、家庭を持ち、仕事を持ち、子どもを持つのが当たり前なのに、

非生産的(笑)な存在でいいのか?と。

 

なんだろー!この自虐感。ドMなのかしら。

 

自己嫌悪に陥るのは、自分に自信がないからとも言えるし、

向上心の表れとも言えるし、自己肯定感が低いせいかもしれない。

 

理由がなんであれ、今を楽しむことをついつい忘れがちになってしまうのはどうしてなんだろう。

 

働くと、これでとかと言わんばかりに叩き込まれるのは、自分の意見を殺すこと。

例えば、戦争に出かけた兵士は、自分のために人を殺すことはできないけれど、

国のため、大義のためだと思えば、敵を倒すことができるようになるという。

 

自分がそうしたいのではない。

クライアントの意向だから。

会社の決定だから。

利益を伸ばすためだから。

 

そう考えるように調教されて、

それでもそんな世界は嫌なんだと息も絶え絶えで逃げ出して、

じゃ、お前は何をやりたいんだと問われたところで、

ずーっと自分を殺してきたんだ。

今さら、自分が何やりたいかなんて知るはずもない!

そんなのあたしが聞きたいわ!

 

だったら逃げ出すべきじゃない、

社会に合わせろ、周りに合わせろ、空気に合わせろ、

お前ごときが自由など望むな。

 

夢にそう責められた気がした…

先週、クライアントに会ったからだろうか。

 

理性を持っていいますけれど。絶対に違う。

自分の中の小さな女の子が、また息を止めてしまう。

最近、ようやく少し笑ってくれるようになったのに。

あの子が笑えないようなところに、幸せなんかない。

 

この自己嫌悪は、過去の記憶。

天気がどうあれ、平日は朝から働くんだとか、

熱中症にならないためには、エアコンと水分なんだとか、

好きなことではなく、嫌でも金になることをするんだとか、

日本社会に擦り込まれた過去の記憶。