子ども

子どものころから子どもが嫌いでした。

自分が子どもなのはオッケー。子どもの相手は嫌。

 

妹が子どもを産んで、初めての新生児の無垢な瞳が尊くて。

でもいつ泣くか分からない感じは変わらず苦手だった。

苦手…怖い。みたいな感じ。

 

よちよち歩きが始まって、おしゃべりするようになると、

可愛くて可愛くて(笑)

癒されに、会いに行ったもんです。

 

次の姪っ子も可愛くて。

女の子だから服を選ぶのも楽しいし、

一緒に遊ぶのも楽しい。

姪っ子は食の好みがわたしとよく似ていて、

だから成長するに従って、連れ歩くのも楽しい。

 

そして3番目の甥っ子。

 

末っ子ということもあって、甘ったれ。

ママ〜と泣けば、妹がまた甘い。

見てると若干イラつくので、上2人にかまけてたんだけど、

3番目も徐々に大きくなって来て、ママべったりから、

だんだん自己主張するようになってきた。

 

これがどうにも性に合わない。

小狡いところもある。でもたぶんこれは下の子特有。

妹に言わせると、上は不器用だそうなので、

目線の違いと言うものなのでしょうね。

 

3番目は3番目なりに、いつも後回しにされることや、

自分の意見はなかなか取り入れてもらえないことに鬱憤が日ごろから溜まっていて、

だからこそ、強めの主張をしなければ!と思うのだろうけれど、

その主張がね、わたしの意見と一致すれば可愛いもんだけどね。

合わないと、駄々こねるのがうるさい。そして長い。

 

上2人はこんなに主張しないので、

それだけ3番目は意見が通りにくい日々なのだろうけど、

…うるさい。

 

ぎゃーすか怒るのも疲れるので、

めんどくさいと返事しなくなってしまうわたし。

 

これは良くないよなぁ。

分かってるんだけど、問答は長くなるし、

彼の意向に合わせるのは無理があるし…。

 

頭のいい子なんです。

口が回る。だからムッとしてしまう。

たとえば。

 

ウチには猫が2匹いるんだけれど、

片っぽがもう片っぽをいじめてたよ、と言う。

ウチの猫はいじめなんかしないよ、と言うと、

いじめてたよ!だって首を噛んでたよ!

それは遊んでるんだよ。

でも噛まれた方は、ニャー!って泣いたよ!

遊んでるだけだよ。大丈夫。

だって鳴いたんだよ!痛そうだったよ!

だから…

 

エンドレス。

 

でもまだ小学生二年生。

腹をたてるわたしが大人気ないのよね。

分かってる。分かってるんだけど…