働け!

辞めるにあたり、いろんな人に挨拶をしたのですが、

次は決まってませんと答えると、反応はいくつかのパターンに別れました。

 

お金の心配するひと

仕事の心配するひと

何か事情があるのでは?と心配するひと

次が決まったら連絡して

興味のないひと

 

お金の心配と仕事の心配は、たぶん≒。

4つ目と5つ目もおそらく意味合いは変わらない。

 

3つ目は、母が大病を患った経緯を知っているか、

上司とのパワハラ問題を知っているかのどちらか。

 

でも一様に共通しているのは、働けってこと。

昨日から甥っ子が泊まりに来ているのだけれど、中学生にまで言われてしまった。

普通、次決めてから辞めるでしょ

 

そうかぁ。そうだよなぁ。

のんびりしたいとか、会社勤めが嫌だとかって、理由になんないよね常識的に。

 

常識は暴力的なまでに正義感振りかざす。

それはわたしにとってはとても不愉快なことだけど、

大衆論理に疑問を持ったことのない人にとっては当たり前の話。

 

退職を決めたとき、わたしなりの確固としたプランがあったのだけれど、

いろんな人にいろいろ言われているうちに、なんだかよく分からなくなってきてしまった。

大衆の力がすごいのか、否、それを跳ね除ける強さのない人間は、はみ出してはいけないということなのか。

 

それにしても、健康に生きる限り、嫌々ながらにでも働かねばならないということは、

ひとはなんのために生きるのかしら?

 

嫌々働いて、稼いだお金で遊ぶ。

 

それが幸せなことなのか…

やっぱりとにかく分からない。

 

だーれも疑問に思わないこともやっぱり不思議。