面接
今日は面接に行って来ました。地方自治体です!
ハーフタイムの仕事だし、契約だし。
と、ジャケットだけ羽織って、軽い気持ちで参加したのだけれど、
何やら大掛かりだった…
広〜い会議室に、面接官が10人。こちらは1人。
おじさんたちがずらりと並ぶ前に、椅子が置かれ、
順番に投げかけられる質問に答えていきます。
こんなの初めて。かも。たぶん。
というか、面接を受けること自体、15年ぶり。
最近はもっぱら面接官側でした。
自分が面接官側の場合、心がけているのは本音を引きずり出すことです。
なのでできるだけ緊張させない。柔らかい質問を投げる。
志望動機なんて、聞いても仕方ないと思ってる。タイミングと条件だけでしょ。
むしろ相手から質問させる。そこにその人のこだわりが出るかなぁと。
なのに、こちらからの質問をタイムなし!
すげぇなぁ、自治体ってそんなものなの?
採用が決まって、聞いてた話と違うと言われたら、あなたたちも困るでしょうに。
一緒に面接を受けた方はあとお二人いて、
待ち時間が長かったせいか、いろんなお話をひました。
お一人は、高年齢の奥様。
子どもも自立したし、趣味はクラインガルテン。
時間も空いてるし、やってみようかなと応募したそう。
もう1人は、アラフォー男性。
フリーランスのお仕事の傍ら、経験の1つとしてやってみることを考えたそう。
性別も年齢も違ったからおもしろかった。
どちらも普通に会社勤めしてたら出会わないタイプだし、ま、人生経験のひとつかな。
先々については色々と考えさせられます。
「会社員でなくなる」ということについて、周りがこんなに反応するとはおもわなかったので、
どうしてもオタついてしまう自分がいるのだけれど。
でもなぁ。
自分の意思を持たず、周りに合わせて、情報感度を高くして、自由な時間がどんどんなくなって、
お給料は良かれども、お金で手に入るものしか持てない生活。
それが豊かだとはどうしても思えない…
というか、そんなことに飽きてしまった。
だけれど、見渡す限り山と田んぼ、家と車はあっても歩行者が全くいない景色を眺めて、
ここに暮らすのかアタシ…と思うと、少し寒気。
ほ、ほんとに?
ほんとにやってけるのかしらん(笑)
お二人と遅いランチを食べて、連絡先を交換して、
ちょっとした非日常が楽しかった日。
そうそう。
この10年、アウトプットしかしてこなかった。
今から10年は、インプットの時間なんだ!
色んな経験してくんだぜい。