豊かさを食事から考える
豪華な食事というとやっぱり肉とか寿司とか。
それも外で食べる焼肉!とか回ってない寿司屋!とかって、特別感があるイメージ。
フレンチとか高級レストランというものもあるか。
毎食外食している人は多くはないとは思うのだけれど、
男性でも女性でも、サラリーマンだとお昼は外食の人が多いのかな〜と思ったりする。
わたしも社会人人生のほとんどランチは外で、飲食店もあれば社食もあり、コンビニで買うこともあったり。
グルメな人が多い職場だから、どこのランチが美味しいとかそんな情報も多くて、
最初の頃は嬉しく楽しくあちこちのお店に行っていました。
でもだんだん飽きてくるんだよね。
たぶんランチだけじゃないと思うけど、外食って飽きる。
一時期デパ地下グルメにもハマっていたけれど、これも飽きる!なんでだろう?
自宅で自炊をしていても、これ1つでカンタン味付け的な調味料は、
最初はよくてもやっぱり飽きる…
というわけで、まずは自宅で化学調味料をやめてみた。
だしは、昆布、かつおぶし、干し椎茸、鶏がらなど。
スーパーで買う安い肉はそのまま調理すると硬いのだけれど、
塩漬けとか味噌漬けとか、下ごしらえすることで、柔らかくおいしく食べられることも発見。
冷凍すると格段に味が落ちるので、冷凍せずに下ごしらえすると1週間はもつ。
この味に慣れると、外食を負担に感じるようになった。
たまにだと美味しく感じるけど、毎日だとつかれる。
で、お昼もお弁当にしてみた。
料理は嫌いではないけれど、とはいえレパートリーがそんなにあるわけではないので、
飽きるかなぁと思っていたのだけれど、これが飽きない。
さらに野菜をスーパーではなくマルシェで買ってみたところ、味がぜーんぜん違うことに驚き、
卵を平飼いにしてみたところ、これまた味が全然違ったことに驚く。
たぶん化学調味料でギトギトにしてしまうと、
全部が同じ味になってしまって、素材の違いも分かりにくいし、続けると飽きるんだけど、
調味料を控えめにすると、素材の味が分かりやすく、旬の素材は味が変わるから飽きない。
とはいえもちろん料理がめんどくさい日もあるので、最初はお惣菜やデパ地下を買っていたのだけれど、
だんだんそれもしなくなり…
でもたぶんこれは冷えとりの影響もあるのかなぁ…
なんて思ったりするけれど、その話は長くなるのでまた別の機会にするとして、
ここ1年の食生活の変化から感じたことは、金額と美味しさは比例しないということ、
化学調味料から離れようとすると、食はお金では買えないということ。
化学調味料の何がどう悪いのかはうまく説明できないのだけれど、
身体に負担がかかることは実感できている。
豊かさはお金では買えない。
そう思い始めた最初のきっかけは食だったのでした。