ぬか漬けの再生

平日は7時間前後仕事しているわけて、

当然ながら休みの日は、7時間自由時間が生まれます。

 

朝と夜のルーティン3時間をのんびりやって4時間ずつ取ったとして、

残り5時間は余る。これをどう過ごすか。

 

ただひたすらYouTube見てるのも悪くはないけれど、

昨日と今日の区別がつかなくない生活は、

何だか寂しいので、1日ひとつはタスクをこなすことにしました。

 

タスクと言っても、ついつい後回しになりがちな家事をするだけ。

 

まず糠床。

半年近く、冷蔵庫の片隅に放置されていた糠床。

これを再生させることにした。

 

恐る恐るフタを開けてみると、

少し黒ずんでいるけれど、特に恐ろしい臭いはしない。

スプーンで黒いところをこそげ取っていく。

 

中からカブが現れました。

ごめんねと謝りつつ、周りの糠ごとさよなら。

糠の量は半分くらいまで減りました。

 

減った糠を別容器に移し、容器を洗います。

別容器の糠は一旦冷蔵庫へ。

 

翌日。またも変な臭いはしてません。

 

新しい糠をどっさり足して、よく混ぜる。

混ぜて混ぜて、キャベツの芯を入れ、容器を戻す。

今度は常温に放置。

 

ほんとに主観なんだけど、冷蔵庫は野菜室とはいえ、

糠床には寒過ぎるような気がするんです。

何だか心を閉じてしまうというか、美味しくない。

 

今の季節なら暑すぎることもないので、

適度な温度で、糠が息を吹き返すと思う。

 

さて、翌日。フタを開けて匂いを嗅ぐ。

ちょっと酸っぱい?どうしよう、もう一回捨て漬けしようか。

 

一旦かき混ぜてフタを閉じ、手を洗い、

ソファに座って、落ちきれない手の匂いを嗅いでいるうちに気が変わりました。

うん、いいにおい!

 

冷蔵庫にあったきゅうりを水洗いして、パキッと半分に折り、水気を拭き取る。

糠床は、糠と塩を足して、唐辛子を押し込み、

きゅうりを埋め込む。

 

さて翌日。

糠床は、水分足りなくてちょっとボソボソしてたけど、

久しぶりのぬか漬けは美味しかった〜

 

夏はぬか漬けが美味しいよね。

これから毎日食べよう。

 

例えばにんじん苦手なんですが、ぬか漬けなら美味しい。

逆にナスは大好きなんだけど、ぬか漬けは苦手。

とにかく間違いないのはきゅうりとかぶ。

それにパプリカが結構好き。

豆腐とこんにゃくは、わたしにはハードルが高かった。

 

奥が深いよね。

我が家にぬか漬けの季節がやってきた。