水面下での動き

前回の続き。

 

仕事がストレスフルな理由の一つに、見えない動きがあります。

 

例えば、今あるプロジェクトに参加しているけれど、

そのリーダーの女の子が、突発的かつ感情的で、

非常に疲れる。という事象がある。

 

プロジェクトから抜けたいとは思いはするものの、

なかなか上層部の許可が得られず、

かつその女子は、リード力は怪しいけれど、情報収集能力が高いので、

彼女の共有する情報は興味深いものが多く、

あまり強く抜けるぞ!と言いにくい…という現状。

 

結果的に付かず離れずの距離がよいような気がして、

なぁなぁの日本人らしく、あまり深入りせず情報だけはもらう。

というスタンスに落ち着いた。

 

たぶんこれに関する私の考えや動向も、

エキセントリック女子にしてみれば水面下のことであり、

ストレスなんだろうな、彼女もいつもイライラしてるし。

 

そしてまた上司くん。

 

彼もまたエキセントリック女子に近寄り過ぎたくない。

そしてまたたぶん私にも近寄り過ぎたくないのです。

なぜなら私たちはいつも基本的に意見が食い違うし、

従順でない私に腹を立てた上司くんの言動が高圧的になり、

その高圧的な一部始終を私が会社に通告した。

という事例があるから。

 

でも真面目な彼は、知ら〜んと放置することもなく、

時折情報収集すべくアクセスをしてくる。

 

彼にとって、私もまた水面下が見えずやりにくいんだろう。

そんな疑心暗鬼で探りを入れてくる彼をまた私も信頼しきれず、

情報を小出しにする。

時には知ってることを知らないという。

 

彼は、その小出し情報を活用する。

そこから何かを得た誰かがまた小出しに私にアクセスする… 

 

何という疑心暗鬼スパイラル!

誰も信用ならん、誰にも気を許せん、音声のみの付き合い。

エヴァのゼーレも真っ青だこりゃ。

 

これはもう完全にリモートの弊害。

顔が見えたらきっとまた違う。

会議のカメラオンは義務化してもいいのかもしれないな…

突然言われてもすっぴんだし、着る毛布着てるしカメラオンにはできないけど、

そういう決まりになれば、ちゃんと準備しますし。

 

だってリモートになる前は、上司くんともエキセントリック女子とも仲良かったんですもん、私。

でも今は2人から連絡がくると、ウッ。となる。

 

仕事は人間関係だと言うけれど、

それだけじゃないけど、必要不可欠なのは事実。

協力し合い、力を合わせるべき、チーム内でこんなにネガティブな感情を持っていて、

うまくいくわけないよねとも思うし。

ビジネスは仲良しごっこじゃないんだからこれくらいの腹の探り合いはむしろ当然、

これが業務上コミュニケーションでしょ。とも思う。

 

ただどちらが正解にしろ、私はこういうのは苦手。

ストレスフルなことは間違いなく。

これもまた給料のうちなんですかね…。