そして、猫
マルタは人口より猫口の方が多い国と聞いていて、
なのに、ぜーんぜん見かけんなと気になっていたのです。
だから、探しに出かけてみた!
そしたらあっさり、近くの公園で見つけた。
たぶんすれ違った猫は10匹以上いたと思う。
近所には、地元の人が作ったらしき、猫ベッドの並べられた猫アパート的なところもあったけど、
そこで熱心に写真を撮ってる日本人の女の子も見かけたけれど、
やっぱり猫は気ままに好きなところでのんびりしてるのが最高だよね。
人懐っこい子も多くて、かわいくて、
後ろ髪引かれる思いで、マルタを後にしました。
飛行機で2時間。キプロス到着。
時間も遅かったし、ホテルまでタクシー。
到着して、チェックインして、とりあえず外に出てみたら、
何かが動いている…猫!
今度は子猫のオンパレード!
大人猫もいるけれど、どの子も若い。
キプロスも猫が多いとは聞いていたけど、こんなだったとは!
マルタより野良感が強い。
マルタの猫たちは耳に印が付いていた。
日本でもよく見る印。
野良猫をボランティアが去勢した印だ。
でもキプロスには子猫うじゃうじゃ。
去勢されてないのね、自然に任されてる。
それはすごく自然なことのようにも思えた。
猫だって動物だ。
生態系に手をだすってどうなのよ?的な、
でもほっとけばどんどん増えて、ゴミを荒らしたり糞をしたり、交通事故にあったり、不衛生なことになったりするのよね、とも思い、
全く人間てのは勝手なことよな〜と思ったり。
よく見ると、キプロスの猫も耳に印が付いてる子がいる。
去勢もするのか…でも子猫もたくさん。
猫は店に、家に、ホテルに、縦横無人に歩き回る。
飲食店にももちろん来る。
店員も客間何もいわない。
特に可愛がるでもなく、怒るでもなく、スルー。
この感覚は日本じゃありえないけど、
なんだかいいなと思う。
猫アレルギーなんて、この国にはないんだろうなと。
神経質さは、動物だけでなく人間の命も縮める?
そんなことを思ったりした。