連絡
仕事を辞めてありがたいことは、定型がないこと。
分かりやすく言えば、決まった時間に決まったところへ行く必要がない。
予定は自分で組み、必要な時間だけが消費されて、空いた時間はまた自分で好きなように使うことができる。
がしかし裏を返せば、予定を組まない限りは何もない。
家で何をしようと、1日寝ていようと自由。
ということになる。
だから、料理してみたり、掃除してみたり、どこかに遊びに行ってみたり、本を読みふけってみたり、
毎日が日曜日を楽しんでいるんだけど、ときどき、
あれぇ〜…?と、社会と触れ合いたくなるときがあって、
あやこや考えながら、あちこち連絡なぞしてみる。
当然、即レスはなく、しばし待つ。
待ってるうちに忘れてしまう。
とすると、突然、ポツンと連絡が入る。
すると2つ目が入る。
あら?と思ってるうちに3つ目が入る。
なんと!と思ってるうちに、頼んだ覚えのない連絡まで入ってくる。
こういうものだっけ。
若い頃は気にしてなかっただけなんだろうか。
それにしても下手すりゃダブルブッキング。
どんな売れっ子なのか、いや、売れっ子気取りでもなんでもなく、昨日まで激ヒマだったんだってば!
週7日のある1日のある時間に予定が集中してるだけだ。
不思議だなぁ。
どんな虫の知らせ?なのやら。
それにしても、日々ぼーっ。に慣れてしまうと、
突然の緊張感にあわあわ。
わたしがぼんやりしていても世の中は動いている。
緊張というか、決断もしなくてはならないのだよな。
そんな日が近付いているのかしら。
夏が終わるからかしら。