土地
日本列島が猛暑に包まれた1週間。
わたしは、長野県の5つの市町村を訪れました。
どこも暑い暑いと言っていたけれど、微妙に気温は違った。
だけれど、日差しが強烈なことは共通、
そしてまた、日陰は涼しいというのも共通していた。
昼間はずっと外出していたし、
朝晩はエアコンなしの扇風機で過ごしていました。
猫を預けに寄った実家は埼玉です。
埼玉は暑かった。
わたしはエアコンが嫌いで、必要最低限以外は付けたくないのだけれど、
母はがまんすることの嫌いな人。
すぐにスイッチを押したがる。
とはいえ、今回ばかりは確かに…!
という感じで、実家ではずーっとエアコンがついていた。
そして昨日、自宅に戻ってきました。
帰ったのは夕方。
一も二もなくエアコンをつけて、1週間締め切っていた部屋を冷やします。
で、朝。
エアコンつけようか迷ったけれど、ひとまず窓を開けて換気。
涼しい…!
高台に建つマンションの7階。
風が抜けて行く。
長野の宿泊施設は風が通らなかったから、
もしかするとこれはここの方が涼しいかもしれない。
平屋は風が通りにくいのかもしれない。
はたまた、平屋は地面の熱を受けやすいからかもしれない。
暑くても寒くても。
そもそもこのマンションに住むのがしんどいと思ったのは車の騒音なんだけれど、
地方は車社会だから、国道付近はやっぱりうるさい。
一本入ってしまえば静かだけれど。
理想の土地を見つけることは難しい。
妥協点を見つけることも難しい。
車もほとんど通らない、お隣まで車で行かなくちゃならないような山の上で暮らしたら素敵だと思うんだけど、
実際には、スーパーが遠いとか、台風で木が倒れたらどうしようとか、
そんな風に思うんだろうなぁ。