さらに変化

リモートワークが始まって気が付けば1ヶ月。

咳はまだ続いていた。

なんだろうこれ。人生でこんな風邪は初めて。

 

副鼻腔炎持ちで、後鼻漏が持病なのは分かっていたけど、気持ち悪さを感じる。

病院に行こうかな。でも行って薬もらうのやだな。

できれば薬は飲みたくない。

そんなことを悶々と考えているうちに、

コロナの症状に嗅覚・味覚障害があることを知ったのは、3月下旬。

 

結局のところ、私が陽性かどうかは今もわからない。

2月の中旬に風邪をひいてから外食は一度もしてないし、出社したのも2回だけ。

7度五分を超える熱は2日で治ったし、

今は味覚も嗅覚もちゃんとある。

 

そして1ヶ月の間に、食生活と咳に大きな関係があることに気付いた。

カップラーメンやお菓子など、ジャンクな食事をしていると、翌日咳は悪化する。

1人だから食事の時間がめちゃくちゃになった時期があったけど、夜中に食べたり飲んだりしても、やっぱり咳が出る。

 

自分で作った化学調味料のほとんど入らない食事で、1日一食か二食。

あまり食べすぎないように気を付けていると、

咳はほとんど出なくなっていく。

 

それに気付いてから2週間。

今はほとんど出ないけれど、でも時々咳込む。

 

PCR検査の確率は7割だと言うし、軽症者への治療は何もできないと聞く。

入院なんてことになると猫が困るし、私は一人暮らしで家庭内感染もないし、

世間に迷惑かけるとすれば、スーパーに行くことくらい。

 

できるだけ買わないものは触らないようにして、

すれ違う人に近付かないようにして、

腰痛で通ってた整体に行くこともやめた。

 

そんな中、志村けんさんが亡くなった。

これはもうやっぱり…衝撃だった。

 

なんだかスターは死なないような気がしていた。

一般人と違って特別なケアもしてもらえるんだろうし、

治るんだろうなと思っていた。

きっと日本中がそう思っていたんだと思う。

 

東京都の感染者数は日々増大していく。

父はリタイア後、マンションの管理人のアルバイトをしていて、毎日色んなマンションへ派遣されていて、

この状況で仕事を辞めようとしない。

団塊の世代は、働くことが自己表現なのだの思うけれど、毎日埼玉から東京へと出かけていく父の気持ちは正直理解できない。

 

星野源ちゃんの、うちで踊ろうを見た。

泣けて泣けて止まらなかった。

 

もう1ヶ月以上、親しい人に会っていない。

体調は悪くないんだからとか、寂しいほうが狭い家で家族にうんざりするよりマシだとか、猫がいてよかったとか、そんなこと考えるんだけど、

しんどいって。。。言ってもいいのかなぁ。