国
保険と年金の手続きをしました。
年金は否応もなく国民年金。
書類を一枚書いて、厚生年金終了の書類を見せればおしまい。
保険には、国民保険と厚生保険延長の二択がある。
役所に電話すると前年の収入から、月額の保険料を計算してくれます。
わたしは源泉徴収票を手元に置いて電話した。
(というか、総務の子が電話番号も調べ、源泉徴収票のコピーまで送ってくれた。
あの子なしで、わたしはこの先やっていけるのか…⁈)
これがなんとまぁ、高い!
これまでの月額のほぼ倍。
厚生保険延長も、これまでの金額より少し上がる。
1.1倍くらいかな。
まったく企業体質の国だとは知っていたけれど、
自営業の人って、大変なんだなぁ…
国は、国民に企業に勤めてほしいんですね。
その方が管理しやすいから。
今さらだけれど、国ってのは日本一番の大企業なわけだ。
個人情報はガンガン握ってるし、全国展開してる。
住民票がないと、病院も行けない。学校も通えない。
働くことも、免許取ることも、引っ越すことも、
家を借りることも買うこともできない。
なにがしかのサービスを受ければ、人は対価を払うけれど、
何であれ、普通は何社か比較して購入を決める。
金額に納得がいかなければ、がまんする。
でも国って競合ナシ!拒否権ナシ!見積ナシ!
役場は東京であれ地方であれ、新しくて立派な建物で、
ヒマそう(に見える)職員が何人もいて、
優良企業というか…いや、ユーザー目線じゃないもんな。
だって企業推進するんなら、窓口が平日の昼間しか営業してないっておかしいよな。
普通に働いてたら役所に行けないもん。
年中無休24時間営業しろとは言わないけど、
土曜日はやるとか、夜は20時ぐらいまではやってもらいたい。
税金にしろ保険にしろ、コース選択がほしい。
月に何回病院に行くのかとか、街の設備はどのくらい利用しますかとか。
道路は歩くし、図書館も使う。下水道も使う。
でもその他の恩恵ってなんだろう?
収入が増えれば増えるほど、国からの搾取が増える。
税金って何に使ってるのか分からない支払い。
年金はもらえるか分からない貯金。
保険は医療費が安くなるけど、そもそもの医療費の信ぴょう性はよく分からない。
人生ゲームと現実の仕組みって、あんまり変わらない気がしてきた。