ピッチ

ピッチって一般用語なんですかね…よく分かりませんが。

ここ1ヶ月ほど、ピッチ騒ぎに巻き込まれ中です。

 

ピッチ参加は過去にも何度か。

だんじりと評されることもあるくらい、混乱というか、阿鼻叫喚というか、

最初はみんな興奮してご機嫌ですが、

徐々に冷静さを失い、生活を失い、支離滅裂になるパターン。

 

最後にでかいのに参加したのは、2013年。

その後はピッチとは無縁の世界にいたし、

ここ数年は軽くからむ程度で、あの熱を忘れていました。

 

ラスト一週間となり、かなり精神的に追い詰められている自分が謎。

だって、肉体的負担はかつての比ではないですもん。

 

昔は電車で帰れたことなんてなかったし、

何時に帰ろうと、9時半に出社していたし、

エンドレス会議があれば、聞いてるしかなかった。

 

今は、遅くとも9時には仕事終わるし、

エンドレス会議があっても、聞きながら手元で作業できるし、

通勤時間を取られないし、合間に昼寝したりもできるし、

拘束時間がぜーんぜん違う。

 

それでも追い詰められていくのが、ピッチなんだろうな。

そうして怒涛の数日ののちに、全てが終わり、

その開放感たるやなかった。

 

この解放感があるからこの仕事は辞められないと呟いた先輩の言葉に頷いてしまったけれど、

私はプレッシャーに弱い方なので、当分この形はいいや。

 

それにしてもほんとに、いろんなものを見た1ヶ月でした。

 

まずマウント争い。

女子同士の心理戦的なものではなく、誰がイニシアチブを握るのかという、かなり具体的なマウント争いが、最初から最後まで繰り広げられた。

 

そして計画性のなさ。

スケジュール的な計画もあるけれど、パワー配分というか、まぁお題が3つもありましたしね、

そのアンバランスさもすごかった。

でも時間をかけたものが必ずしも良いとも限らない不思議さ。

 

プレゼン力。

伝える力とでも言いますか…

チームはどうしても連携がカギなので、伝える力は重要。

それは本番だけでなく、初回からそうだし、

相手が何を求めてるかとか、それを察知することも良いプレゼンには必要な能力なんだと思う。

 

リーダーシップ。

30名以上のメンバーがいるのにリーダー不在だったことも、

今回の混乱の原因の1つ。

いないならいないなりに、最後はなんとなくまとまったわけだけれど、

リーダーシップの色んな形を見ることもできた。

 

全部が終わって、簡単な振り返りを社長とともにして、

まぁ色んなことがあったけど、総じてよかったな〜と思いました。

同じ1ヶ月を繰り返すのはもうイヤですが…

 

夏が終わった気分。まだ暑いけど。

この1ヶ月は、この一年の集大成だったような気もします。

一年間で成長した自分を実感できたし、

次なる課題も明らかになったかなと。

 

さて。また前に進みますかね。

今際の際までずっとフレッシュマンでいるために。