音楽談義
高校一年生になる甥っ子がいます。
先週久しぶりにあったときに、ずっと最新式のイヤホンつけてたもんで、
何聞いてるの？と聞いたら、長渕剛。
渋！と笑ってしまったんだけど、妹曰く
現代音楽より、古い曲の方がすきなんだって。
とのこと。
浦安鉄筋家族のエンディングで、
サンボマスターの忘れないでのPVが流れるのですが、
それをぼんやり見てたら、そういえばサンボマスターは知ってるのかな？と気になり、
LINEで聞いてみたところ、音楽談義が始まった。
サンボマスターはあまり詳しくなかったけど、
私が学生時代にユニコーンが大好きで、
妹の旦那くんが奥田民生のファンなもので、
あの時代のアーティストに詳しい高校生がいることに笑ってしまった。
私が全く知らなくてお勧めされたのは、フジファブリックだけ。
LINEを終えてから、しばらくYouTube漁ってて思ったのですが、
私が今高校生だったら楽しいだろうなぁということ。
高校生になったとき、初めて自分の部屋を与えられて、
何かの景品でもらったラジオを持って部屋に引きこもった。
景品のラジオだから録音もできないし、
流れてる音楽を一生懸命聴いてた。尾崎豊とか聞いたな〜。
そのうち母親のラジカセのお古をもらって、
レンタルショップのCDを一生懸命ダビングして、
そのうちダウンタウンにハマって、
実家のリビングは親が寝ている部屋の隣の部屋で、
どうしてもリアルタイムで見たくて、
真っ暗な部屋で、音量最小まで絞って、TVに耳当てるようにして見たこととか。
ユニコーンのライブにどうしても行きたくて、
徹夜でチケット取りに並んだことや、
初めて武道館に行った時に泣くぐらい感動したこととか、
どうしてももう一度見たくて、チケットもないのに一人で東京まで行って、
武道館前で、チケット譲って下さいの紙持って立ってたら、奇跡的に譲ってもらったこととか。
色んなこととを思い出した。
好きなものをいくらでも見れるな〜
でもきっと時間制限できなくてずっと見ちゃうかもしれない(笑)
だから私は今高校生じゃなくてよかったってことか。
いや、でもね。やっぱり楽しいよね、スマホアプリ。
人間の欲望を良くも悪くも垂れ流すツールなんだろな〜
